紫外線カットのメカニズム

日焼け止めのローションなど、紫外線をカットするための商品が数多く販売されているようです。紫外線カット効果のある商品とは、どのように紫外線を防いでいるのでしよう。

紫外線の吸収や散乱とはどのようなことでしょう。紫外線カットのメカニズムと、光の性質について考えてみましょう。光とは、紫外線以外にも、幾つかのパターンがあります。色として私たちの目が見ることのできるのは可視光ですが、紫外線は目で見ることのできない光です。光にはそれぞれ固有の波長があり、波長の長さで見えるか否かが決まります。赤外線や、エックス線も見えない光です。光によって物が見えるようになるのはなぜかという問いの答えが、紫外線カットの原理につながります。

物質が光を反射することによって、人間の目は色を認識しています。青色の光が見えるなら、物質は青色以外の光を吸収し、青色を反射しているということになります。光は何かにあたった時に、特定の波長が吸収され、特定の波長が跳ね返るようになっています。現象を応用したものが、紫外線をカットすることができる商品なのです。紫外線カット効果があるクリームや傘などは、紫外線を吸収するという性質を持っているため、皮膚に紫外線が届かないようにすることができます。

 

紫外線をカットする効果のある商品について

日焼け止めクリームは、紫外線をカットするために使うものとしてまず考えるものといえます。近年では、紫外線をカットする作用があるという服もたくさんあります。クリームに使われている紫外線吸収剤や紫外線散乱剤は化学物質です。クリームだけでは不安な場合や、皮膚に薬剤をつけたくない人におすすめです。

紫外線カット製品と呼ばれるものには、大きく分けて2つあります。紫外線をカットするような素材を選択するか、加工方法に工夫を加えるかです。加工段階で紫外線カット効果を付与するものとは、紫外線吸収剤をでき上がった製品や、製品一歩手前の素材に塗布することで、紫外線カットの効果を持たせることです。紫外線をカットする効果は、加工段階で紫外線吸収剤をつけるタイプのほうが、染めるタイプよりも継続的な効果が乏しいとされています。

紫外線カット素材は、繊維製造時にカーボンやセラミック、チタンなどの無機物質や、国が安全と認めた有機物質を練り込む加工方法で作られた素材です。使い続けていても紫外線をカットする性能が低下せず、洗濯機にかけても紫外線カットの成分が失われないことが、紫外線カット素材を使うメリットです。加工される繊維はポリエステルやレーヨンなどの化学繊維です。紫外線カット素材は、綿100%というものはなく、化学繊維を使うものがほとんどです。

 

 

紫外線と光老化

紫外線による影響として、肌の表面が火傷したような炎症(サンバーン)を引き起こしたり、肌が黒くなったりと短期的な肌の変化として、目に見える変化がありますが、紫外線による影響として一番怖いのは、光老化による肌の老化です。光老化による影響は、皮膚内部から徐々に進行していくため、気づいた時には、取り返しのつかない状態になってしまった・・・なんてことにもなりかねません。

光老化とは、紫外線による肌の老化現象です。とくに、顔や腕など紫外線にさらされることが多い部分の肌の老化要因の8割は、光老化によるものと言われております。

その光老化を引き起こす最大の要因はUVAです。しかも、UVAはUVBと違い季節や天気、時間による照射量の変化が少なく、年間をとおして降り注いでいるため、光老化を防ぐには、年間をとおしUVA対策を行うことが重要です。

 

光老化による肌の変化

光老化によるシミ

紫外線を浴びると表皮の最下層にあるメラノサイトが刺激され、メラニン色素の生成を促します。そして生成されたメラニン色素を多く含んだ細胞が基底層から表面部分に現れることで、肌が浅黒く変色します。一時的に紫外線を浴びたことによるものであれば、時間とともに肌のターンオーバー(生まれ変わり)によってもとの色に戻りますが、紫外線を浴びる生活を続けていると、メラノサイトが異常に活性化・増殖をして、メラニン色素を大量に生成するようになります。こうして大量に生成されたメラニン色素の一部が、肌のターンオーバーでは、排出できなくなり、肌に蓄積したままの状態(色素沈着)となり、シミとなります。

 

光老化によるシワ・たるみ

肌内部の真皮にまで到達するUVAにより、お肌のハリや弾力には欠かせないコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを生成する線維芽細胞にまでダメージを与え、シワやたるみを発生・進行させていきます。

さらに、UVAは体内で活性酸素も発生させ、コラーゲンやエラスチンを酸化させてしまい体の中から肌の老化を進行させます。こうして肌を支える力やハリが失われることで、肌表面にシワやたるみとなって現れます。

 

 

紫外線対策

SPFとPA

日焼け止めの効果を示す指標として、『SPF』と『PA』の2つの指標があります。
『SPF』は、UVBに対する防御効果を示すもので、数値が高いほどUVBの防御効果は高くなります。
『PA』は、UVAに対する防御効果を示すもので、効果のレベルを『PA+、PA++、PA+++、(PA++++)』で表記され『+』が多いほどUVAに対する防御効果が高くなります。

 

塗る日焼け止めだけでは不十分!

みなさん、わりと『SPF』の数値は気にして日焼け止めを選んでいるようですが、『PA』についてはあまり気にされていない方も多いようです。しかし、光老化最大の要因は、UVAであるため、UVAの防御効果を示す『PA』についてもしっかり確認し、日焼け止め対策を行いましょう!

また、日焼け止めクリームはこまめな塗り直しが必要になります。いくら数値が高いものを選んでも、塗り直しをしなければ、時間とともに防御効果は落ちてしまいます。

そこでおすすめなのが、飲むタイプの日焼け止めです。塗るタイプのようなこまめな塗り直しも必要なく、汗や水で流れ落ちることもありません。さらに、体の中から紫外線を防御するので、クリームタイプではカバーしきれない部分の紫外線対策にも非常に効果的です。
とくに、UVAは、季節、天気、時間を問わず降り注いでいるため、年間を通した対策が必要となります。
紫外線B波(UVB)が多い季節は、塗る日焼け止めと飲む日焼け止めを併用し、UVBの少ない季節は、飲む日焼け止めのみで対策するなど、飲む日焼け止めを活用すれば、非常に効果的な紫外線対策が行えます。

 

 

UVAとUVB

UVAの特徴

UVBと比較するとUVA自体のエネルギー量は小さいものの、地上に届く紫外線のうち約95%がUVAであるため、照射量が多く、波長が長いため、雲や窓ガラスを透過し、肌の内部にまで浸透し、真皮にまで到達し、お肌のハリや弾力には欠かせないコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを生成する線維芽細胞にまでダメージを与え、シワやたるみといった肌の老化(光老化)を引き起こします。さらに、メラニン色素を酸化させるなど、シミの原因にもなります。

UVAはUVBと違い、肌に火傷のような炎症(サンバーン)を引き起こすことはなく、短期的には、肌へのダメージは少ないように感じますが、実は、肌の内部にダメージを蓄積し、少しずつ肌の老化を進行させ、長期的に見ると肌に非常に深刻なダメージを与えます。

顔や手など紫外線にさらされることが多い部分の肌の老化原因の約8割は光老化によるもと言われており、光老化を引き起こす主な要因はUVAであるため、肌の老化を防ぐためにはUVA対策がもっとも重要になります。

さらに、UVAは、季節・天気問わず年中地上にまで到達するため、年間を通して対策が必要です。

  • 波長が長く、肌の内部真皮にまでダメージを与える。
  • 雲や窓ガラスも透過する。
  • シミやシワ、たるみなど光老化を引き起こす。
  • 天気・季節・時間に関係なく降り注いでいる。

 

UVBの特徴

波長が短いため、オゾン層や雲に吸収されやすく、地上に届く紫外線のうちUVBの占める割合は約5%とUVAと比べ非常に少なく、肌の表面で吸収され、肌の内部の真皮層まで到達することはありませんが、非常にエネルギー量が強いため、大量に浴びると短時間でも、表皮に火傷のような炎症(いわゆる日焼け)を引き起こします。また、シミやソバカスの原因にもなります。

さらに、健康面でも影響が大きく、皮膚ガンや緑内障などの発症リスクを高め、免疫機能を低下させることがわかっています。さらに、表皮細胞やDNAを傷つけるなど、健康への影響が強いのです。

  • 表皮に大きなダメージを与える。
  • 大量に浴びると、赤くなり、痛みを伴う炎症を引き起こす。
  • シミやソバカスの主な要因
  • 皮膚ガン・緑内障の発症リスクを高め、免疫機能の低下を招く。

 

日焼けとは違う赤ら顔を対策するには

顔などを日焼けをすると皮膚がやけどをした状態になり赤みを帯びてしまいますが、それとは別の理由で赤みを帯びている状態になっている赤ら顔。原因は皮膚内部の血管が透けて見えることが原因です。そのため、赤ら顔に対して紫外線対策を行っても基本的には治りません。そこで赤ら顔を治すには血管の拡張を鎮める作用がある化粧水などの利用が必要です。赤ら顔の場合は、日焼け止めではなく、血管の拡張を鎮めることがおススメです。

 

 

紫外線について

太陽光の中には、様々な種類の光線が含まれており、代表的なもとしては、可視光線、赤外線、紫外線などがあります。中でも、私たちのお肌と健康に非常に大きな影響を与えるものが紫外線です。

紫外線は、その波長の長さにより、UVA(紫外線A波)、UVB(紫外線B波)、UVC(紫外線C波)の3種類に分かれております。このうちUVCについては、オゾン層に吸収され地上まで届きません。UVAとUVBが地上にまで到達し、お肌や健康にさまざまな影響を及ぼします。

紫外線(UVA、UVB)は、短時間に大量に浴びると、肌表面の赤みや炎症(サンバーン)を引き起こし、さらに、長期的に紫外線を浴び続けることで、肌表面だけでなく、体内にダメージを蓄積し、シミやしわ、たるみのなど光老化を引き起こします。また、健康面でも、大量に浴びることで、皮膚がんや緑内障の発症リスクを高めたり、免疫機能を低下させることもわかっています。

紫外線といえば『夏』というイメージですが、じつは1年を通じて降り注いでいるため、年間を通して対策することが必要です。

UVAのピークは4月~8月ですが、その他の月もピーク時の半分以上の量が照射されています。UVBのピークは5月~8月がピークで、3月~10月は比較的量は少なくなります。とくに、UVAについては、季節よる変化が少ないため、年間をとおしてしっかり対策する必要があります。

また、1日の紫外線量の変化については、UVA、UVBとも正午ごろにピークを迎えますが、UVAは夕方になってもあまり量が減らないため、1日を通してしっかり対策する必要があります。

 

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